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フェレット

マーシャル・パスバレーなどのフェレット各種を診察します。当院では、健康診断も行っていますので、日頃から動物たちが健康で快適に過ごせるため、飼い主様へ飼育環境やフードのアドバイスを行います。

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フェレットの性質

フェレットを室内で放し飼いする場合は、注意点が多くあります。夜行性で物を収集する性質をもっており、知らない間に自分の部屋の物を持ち込んで隠してしまうことがあります。常に室内は清潔に保ち、小さい物や割れやすい物は届かない所へ収納しておくよう心がけください。噛癖もあるため、電気コードなどでの感電や、ゴム製品など噛みちぎった破片の誤飲が原因で腸閉塞を起こしやすいので、注意が必要です。また、夜行性なので昼間はほとんど寝て過ごします(1日の約70%)。人間の生活サイクルの中での同居は、フェレットにとってはストレスも多く、照明や物音、匂いなどに敏感なため、ストレスが病気につながる場合も多く見受けられます。

ワクチン・定期健診

当院では、フェレットにはノミ・フィラリア予防・ワクチン(ジステンパーワクチン)を行っています。定期健診も行っておりますので、ぜひご利用ください。

フェレットに多い疾患・症状

・副腎疾患
・誤飲
・耳ダニ
・脱毛
・脾腫
・前立腺肥大(雄)
・陰部腫大(雌)
・膵臓腫瘍(インスリノーマ)
・リンパ腫
・アリューシャン病
・脊索腫

食事

食物摂取してから消化管を通過し、排泄するまでの時間が犬・猫に比べてとても早く、消化吸収の良い食事に注意する必要があります。決められたフードやフード以外の製品等を誤飲した場合は、自己判断せずに必ず専門医にご相談ください。